海外旅行の準備するものとして、コンセントの形状を変える変換プラグ、変圧器は重要な持ち物の1つですよね。デジカメやスマホを充電できず、せっかくの旅も不便になってしまいます。では、近い国の台湾のコンセント事情はどうなっているのでしょうか。そこで今回は、台湾のコンセント事情を5つのポイントにまとめてご紹介します。
せっかくの台湾旅行ですから、コンセント事情でもったいない時間を過ごさぬようこの記事を読んでしっかり準備しましょう。それではご覧ください。
台湾のコンセント調査!旅行前に知っておきたい5つの特徴!
1. 電圧は110V!
台湾の電圧は110V、周波数は60Hzです。変圧器が必要?なんて心配している方、必要ありませんので安心してください。自分の持っている製品を確認していただければわかると思いますが、ほとんどの製品は使用可能電圧、AC100-240Vと表示されていると思います。これは100V~240Vの範囲で使用可能という意味で、当然、110Vの台湾でも問題なく使えるということです。パソコン、携帯、デジカメ等の電気製品が台湾で使えなくて困った!という話を聞いたことがありません。
筆者はAC100Vと表示されたドライヤーを、日本から持ってきた当初は、使用する際に多少の不安がありましたが、5年以上台湾で継続使用していますが全く問題なく使えています。ただし、製品によっては調子が悪くなったりすることもあるかもしれませんので、心配な方は現地で購入するか、ホテルで借りることをおすすめします。精密機械の場合は、必ず確認してから使用するようにお願いします。
では、コンセントの形はどうなっているのでしょうか?
2. コンセントの形は、2穴式だけではない!
日本人旅行所が台湾でコンセントを利用する際、困ることはないと言いましたが、それは電圧が近いというだけではなく、コンセントプラグの形状が日本と同じ2穴式(タイプA)なので、日本の電気製品をそのまま使用できるからです。
ただ、2穴式が多いのは確かなのですが、念のために、3穴式もあるということも頭に入れておいた方が良いかもしれません。じゃあ、3穴式の場合は、変換プラグは必要なのでしょうか?
3. 変換プラグは不要!
3穴式コンセントに遭遇したらどうしましょう。それでも、変換プラグは必要ないのです。ホテルではほとんど2穴式になっていますが、古い建物などは3穴式のコンセントも見られます。日本のコンセントは平型のピンが縦に2つ並んでいますね。
台湾の3穴式の形状は、平型を挿入できる部分が2つと、丸い穴が1つです(丸い穴の部分はアースだそうです)。ボーッと眺めていると、平型部分が目、丸が口というように、顔に見えたりもしちゃいます。この平型ピンの挿入部分が2穴式と同じなので、そこに日本から持ってきた製品をそのまま挿せば良いのです。そう、口の部分を使わず、2つの目の部分だけを使うのです。これで、変換プラグは必要ないという理由がわかりましたね。
そして、観光客にはあまり見る機会が無いかと思いますが、実はさらにもう1つ、特別なタイプのコンセント形状が存在します。それは、クーラー等に使われている220Vの3穴式コンセントで、先ほど紹介した3穴式とは微妙に違う形をしています(台湾では家庭用電圧は110Vと220Vがあります)。平型ピンが挿入する部分(目の部分ですね)、その2つの部分の内の1つが縦ではなく横向きになっていて、固めをつぶるような形、まるでウインクしているかのように見える気がします。ホテルに泊まった際には、エアコン用のコンセントで、一般的な3穴式との違いを確認してみてください。
4. ホテル以外でも充電できる場所は多い!
ホテルによっては、いろいろな形状に対応したコンセントが部屋に備えられてあります。穴がいっぱいあって、どこに挿せばよいのか迷ったりしますが、客が自分で変換プラグを用意する必要がないので親切なサービスだと思います。
海外旅行では移動中にどうしても携帯を充電したくなる時があります。そんな時は、台湾鉄道の駅や、バスターミナル等で辺りを見回してみてください。コンセントは中国語で「插座」と書きます。これを紙に書いて、周囲にいる人に聞くのも良いですね。学生は充電できる場所をよく知っていたりしますよ。また、新幹線では一般席にはありませんが、ビジネスクラス(商務)には座席にコンセントがついています。
なお、旅行中どうしても発生するのが言語の壁。旅行ではやはり中国語を話す機会が出てきます。そこで以下の記事に旅行中よく使うフレーズをまとめましたので、ぜひ一読ください。
また、台湾人と仲良くなった時に使えるネタが以下の記事です。
台湾独自の言い回しを話題に食事をすれば、ますます仲良くなれることでしょう。
5. 座席にUSB充電!サービスが良い台南のバス!
座席にUSB充電が備え付けられているバスが台南に登場しました。スマートフォン保有率の高い台湾では、年配の方でもスマホやタブレットを利用している光景をよく見ます。いつでもどこでも充電可能に、という具合に便利なサービスが今後ますます増えていくと思います。
なお、移動で気になることが台湾のWiFi事情ですよね。以下の記事に詳しく紹介していますので合わせて押さえておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
日本の製品を、そのまま台湾のコンセントに挿しても問題なく利用できること、コンセントの形状、さらに街の充電サービスについて紹介しました。これであなたの旅行前の不安が1つ消えたことを願います。
なお、台湾旅行で最初に到着する場所といえば、空港ですよね。最初に降り立つ場所の情報を知っておくと旅も快適にスタートできます。そこで以下の記事に空港情報を詳しく特集しましたので、旅行前にチェックしてください。
また、気になる両替事情ですが、台湾ドルについて以下へお得情報をまとめましたので、合わせて読んでおいてください。
あなたの台湾旅行が楽しいものになることを心から願っています。
台湾のコンセント調査!旅行前に知っておきたい5つの特徴!
1. 電圧は110V!
2. コンセントの形は、2穴式だけではない!
3. 変換プラグは不要!
4. ホテル以外でも充電できる場所は多い!
5. 座席にUSB充電!サービスが良い台南のバス!