微笑みの国タイ。タイは世界中からそう呼ばれ、沢山の観光客から愛され続けていますが、その訳はタイの人々が、サバーイ(気分良く)でサヌック(楽しむ)な生活を大切に過ごしているからです。タイの魅力と言えば、グルメやショッピング、リゾートはもちろんですが忘れてはいけないのがタイマッサージです。タイ国内には色々な種類のマッサージがあり、お店の数はそれこそ星の数ほどあります。そんな中から自分にあったお店を探すにはどうしたらよいのでしょうか。気持ちよくなるはずが、不愉快になってしまったらもったいないですよね。そんなあなたに、今回はマッサージ店選びに失敗しない7つの法則をお教えしましょう!
タイ現地のマッサージ店選びで絶対失敗しない7つの法則
1. マッサージの種類は4種類!
タイのマッサージは大きく分けて4種類あります。1つ1つ紹介していきますね。
◆タイ古式マッサージ
タイ伝統のマッサージ。看板に“Thai Traditional Massage”と書かれていれば、古式マッサージが受けられます。通常2時間、じっくりと時間をかけて身体をほぐすマッサージです。(時間は選べることも多いです)古式マッサージは、(1)「点」と呼ばれる身体にある“ツボ”のようなものを指圧していく。(2)「セン」と呼ばれる身体にある線を整えて、廻りを良くする。(3)「ストレッチ」身体を伸ばし、筋肉をほぐします。特に最後に背中を伸ばすストレッチはアクロバティックでタイマッサージの特徴と言えます。◆オイルマッサージ
アロマオイルを使用して、身体だけではなく心も癒されるマッサージ。アロマオイルは自分で選べることも多く、ハーブ王国タイならではの香りを楽しめます。オイルにはそのオイルごとに効能が違います。ご自身に合う香りを選びましょう。タイ古式マッサージとは異なり、身体をほぐすよりも血行を良くするものです。◆ハーバルボール
ハーバルボールとは、布でハーブを包み温めたのもを身体にあてて血行を良くすることで、老廃物を外へ出し身体のなかをきれいにしてくれる施術で、タイ国内ではとても人気があります。マッサージをするというよりは、お灸にちかいかもしれません。◆足つぼマッサージ
膝から下を集中的にマッサージ。道具を使ってグイグイやるのではなく、指でツボを刺激します。痛い場所を伝えれば、そのツボが何のツボか教えてくれます。お店によっては、マッサージの前にスクラブで足をツルツルにしてくれたり、温めたりしてくれるので披露が一気に解消しますよ。
2. 初心者は日本人スタッフ在中のお店を選ぼう
日本人スタッフを在中させているお店は、日本人のお客様に来ていただけるように、きめ細やかなサービスを用意してます。アロマオイル全身マッサージは全裸になります。お店によっては、友達同士で受けると全裸で隣同士…裸のまま一緒にシャワールームへ案内されたりします。日本人スタッフがいるようなお店なら、見えないように気配りをしてくれたり安心です。
3. 看板やチラシが派手すぎるお店は避けよう
目立つ看板やマッサージとは関係ないような派手な宣伝をしているお店は信頼にかけます。タクシーやトゥクトゥクのドライバーが勧めてくれたりすることもありますが、筆者の経験としてはあまり良い店にたどり着いたことはありません。
4. 店内を覗いてマッサージ師が無駄話をしていないお店を選ぼう
マッサージ中に隣同士でペラペラおしゃべり…なんてことも珍しくありません。きちんと教育されているお店では、施術中におしゃべりなんてさせません。ちょっとした隙に、店のレベル、マッサージ師の器が見えたりします。これは、どのサービスも一緒かもしれませんね。
5. スチームサウナとセットでマッサージ効果をアップしよう
タイ人もサウナを良く利用します。サウナと言っても日本のサウナと異なり数種類のハーブをたっぶり使ったスチームサウナです。日焼け後の肌や、肌トラブルにも良い効果がありおすすめです。サウナで身体を温めてからマッサージを受けると更に疲れがとれます。暑いタイでサウナなんて思うかもしれませんが、ぜひ一度体験してみてください。
6. バンコクのタイ古式マッサージのお店探しで迷うならワットポーへ
バンコクにはとにかく無数のタイ古式マッサージ店があります。どこへ行くか迷ったときは「ワットポー」でマッサージを受けましょう。ワットはタイ語で寺院という意味です。バンコクで人気の観光スポットなので、大きな黄金の涅槃像を見てマッサージを受けて帰るのがいいでしょう。ワットポーはタイ古式マッサージスクールもあり、大変有名なので混雑しているときは待ち時間があります。事前予約はできませんが、当日は直接行って順番が取れますので、先に順番を取って観光すると良いでしょう。ただし、日本語は通じませんので、不安な方はワットポーマッサージスクール直営店のスクンビット校へ行きましょう。日本語でサポートしてくれるので安心ですよ。
7. マッサージ店でのマナーを覚えよう
タイのマッサージは施術後にチップを渡します。相場は2時間以上施術を受けるのなら100バーツ(300円前後)、1時間以内なら50バーツくらいで、施術の善し悪しで増減していいものです。荷物をロッカーに預けたり、着替えをしたりするお店なら、帰りがけに渡せば大丈夫です。ものすごく良かった!と思うマッサージ師さんに出会ったら名前を聞いて次回から指名することも可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
タイ国民は日本が大好きで、日本人にも好意的ですので、言葉が通じなくても、マッサージを通してタイ風のおもてなしを感じる事ができます。タイのマッサージ店は本当に多く、安いところから高いところまで沢山の種類がありますが、ただ、高級なお店だから良いマッサージが受けられるのか?と言えばそうとも限りません。タイ古式マッサージで200バーツ(600円くらい)のお店でも、丁寧にしっかり施術するお店も沢山あるのです。ここでご紹介した7つのポイントをしっかり覚えて、自分に合ったお店をぜひ見つけてくださいね。
タイ現地のマッサージ店選びで絶対失敗しない7つの法則
1. マッサージの種類は4種類!
2. 初心者は日本人スタッフ在中のお店を選ぼう
3. 看板やチラシが派手すぎるお店は避けよう
4. 店内を覗いてマッサージ師が無駄話をしていないお店を選ぼう
5. スチームサウナとセットでマッサージ効果をアップしよう
6. バンコクのタイ古式マッサージのお店探しで迷うならワットポーへ
7. マッサージ店でのマナーを覚えよう