タイで英語は通じる?旅行前に知るべき 8 つのポイント

(flickr by Allie_Caulfield)

タイは微笑みの国と言われる通り、温厚な人が多く、また、美味しい食べ物も綺麗な海もあり、世界中から観光客が訪れています。ただ、1つ問題として浮上してくるものが言語です。タイはもちろんタイ語が標準語ですが、英語はどのぐらい通じるのでしょうか。そこで、今回は、タイで英語が通じる、または通じない場所などを筆者の体験も交え8つのポイントにまとめてご紹介します。

 

タイで英語は通じる?旅行前に知るべき 8 つのポイント

 

1. タイで英語は通じる?

タイの公用語は、タイ語です。タイでは、バンコクなどの都市部や、 外国人を対象としたレストランやホテルなどを除いては、英語が通じないこと が多いです。また、タイへの外国人旅行客は、年々増えており、観光業も数年 前に比較して、ますます発展してきているので、若年者においては、仕事で英 語が必要とされることも多いため、英語を話すことができる方も多くなってきています。

 

2. 標識、メニューなどの表記は?

タイでは、英語の標識は、大変少なく、タイ語で書かれていることが多いです。バンコク市外においては、さらに少ないです。都市部で電車を利用される場合は、英語表記がされているので、困ることは少ないでしょう。また、外国人観光客が多いレストランは、英語で表記されたメニューを出すところも多いですが、屋台などは、タイ語だけの表記が多いため、どんな料理なのか検討もつかないことが多いです。旅行本などを見てこれが食べたいなと思っていても、実際に見つけることが難しいこともしばしば。店員に写真などを見せて確認することをおすすめします。

 

3. 公共交通機関

タイは、バンコクでは、タクシー、Tuk Tuk、BTS などがあります。ただ、タクシーの運転手やTuk Tukドライバーには英語が通じないこともあります。その時は、本を見せたり地図を見せたりすると分かってくれることが多いです。ただ、問題は値段の交渉です。タクシーはメーター制度ですが、メーターを使ってくれないドライバーもいます。その時は、「メータープリーズ」など伝えるとメーターを使ってくれま。Tuk Tukドライバーには、間違いが起きないよう紙を使ったりアプリを使ったりしながら値段交渉することをおすすめします。

 

4. 英語が通じない場所は?

都市部は英語の通じる場所も増えてきましたが、少し外れたところにある住宅街であったり、観光業が栄えていない地域になるとほとんど通じません。また、年配の方も英語をしゃべれない方が多いです。どうしても伝わりにくい場合は、ジェスチャーを使ったりガイド本を直接見せたりすると分かってくれることも多いです。

 

5. 覚えておきたいタイ語のフレーズ

英語が通じないとしても、少しのタイ語を現地の方に使うことによって、サービスをよくしてくださったり、良いこともたくさんあります。タイ語では、言葉の最後に男性が話す場合は、クラップ、女性が話す場合は、カーをつけるのが基本となっています。

ありがとう: コップクン クラップ/カー
ごめんなさい: コートー クラップ/カー
はい: クラップ/カー
いいえ: マイ チャイ クラップ/カー
こんにちは: サワディー クラップ/カー
~に行きたいのです: ヤーク バイ~ クラップ/カー
~はどこですか: ユー ティナイ クラップ/カー
トイレはどこですか: ホーンナーム ユー ティナイ クラップ/カー
清算してください: チェックビン ドゥーアイ クラップ/カー

簡単なタイ語を現地の人に使うことによって、親近感がわきタイ人も親身になってくれることも多々あります。旅行をさらに楽しくするためにも簡単なタイ語を覚えておくといいでしょう。

 

6. 英語が通じなかった体験談

タイのコーヒーは、とても安くておいしいので、筆者はよくカフェに行きます。タイの方は、甘いもの飲み物を好まれるので、ブラックコーヒーに砂糖やミルクを入れて飲まれる方が多いので、注文の際、砂糖・ミルクを入れないで下さいと、先にスタッフに伝えておかないと、砂糖・ミルクが入ったコーヒーが提供されます。筆者もカフェに行った際、砂糖・ミルクを入れないで下さいと英語で伝えたにも関わらず、理解されておらず、結局、砂糖・ミルク入りのコーヒーを渋々飲んだ記憶があります。このように、私達にとっては簡単な英単語でも、理解されない時があります。今回の場合はトラブルには繋がりませんでしたが、ひとつ場所が違っていれば、大きなトラブルに繋がっていたかもしれません。筆者の経験だと「ノンシュガー、ノンミルク」はほとんどのカフェで通じましたので、ブラックコーヒーを飲みたいときは使ってみてください。

 

7. お金の換金

現地についてから、銀行や両替所で換金する際、英語は必要ないですが、国際キャッシュカードなどを用いて ATM で換金する場合、日本語に対応した ATMは多くありません。英語の表示が多いので、先に英語の意味を下調べされることをおすすめします。また、タイの物価に比べて、ATM の手数料は高いので、日本円もいくらか持っていくことをお勧めします。

 

8. 持っていくと便利なアイテムは?

最近は、スマートフォンを持たれている方が多いので、携帯に翻訳のアプリをいれておくと便利です。また、おすすめは、ガイドブックなどの載っている簡単なタイ語や、旅行に必要な最低限のタイ語の本などを持参しておくと便利でしょう。重くて、本は持参したくない方もおられると思います。そのような時は、事前に本を写真で撮っておくなどして、スマートフォンに入れておくのも有効です。

 

まとめ

いかがでしょうか?
タイでは、観光業が栄えていない地域や、年配の方に対しては、英語が通じないことの方が多いと思ってください。また、英語やタイ語が通じない場合でも、ジェスチャーなどを取り入れることによって、突破できる場面も多いです。今回ご紹介した情報を参考にして、あなたの旅行がより良いものになりますよう願っております。

 

タイで英語は通じる?旅行前に知るべき 8 つのポイント

1. タイで英語は通じる?
2. 標識、メニューなどの表記は?
3. 公共交通機関
4. 英語が通じない場所は?
5. 覚えておきたいタイ語のフレーズ
6. 英語が通じなかった体験談
7. お金の換金
8. 持っていくと便利なアイテムは?

 


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