イギリスの10月、11月、12月おすすめ人気イベント特集!

(just1snap)

イギリスの秋・冬は日本よりも訪れが早く、街中ロマンチックな雰囲気が漂います。今回は、ロンドン在住の筆者が、ロマンチックな時期、10月、11月、12月にイギリスで開催されるおすすめ人気イベントをご紹介します。

 

10月、11月、12月のイギリス国内おすすめイベント特集!

 

1. London Film Festival(ロンドン フィルム フェスティバル)

(Bex Walton)

毎年10月に開催されるロンドンフィルムフェスティバル。約2週間の開催期間中、市内の様々な会場で、世界各国の話題の映画が上映され、また多くのセレブリティも登場するとても華やかなイベントです。

どの会場も事前のチケット入手が必須ですが、チケットの購入はオンラインで可能ですので、もしこの時期にロンドンを訪れ、ロンドンフィルムフェスティバルで上映されている映画を鑑賞希望の場合は、事前にチケットを入手しておきましょう。

また映画を鑑賞せずとも、開催期間中に会場の近くにいれば、セレブを目撃できる可能性もあります。

 

2. Guy Fawkes Night(ガイフォークスナイト)11月5日

(John Tregoning)

イギリス国内各地で花火が上げられるガイフォークスナイトはボンファイアーナイトとも呼ばれ、毎年11月5日に開催されます。

ガイフォークスナイトは、1605年11月5日にガイフォークスと一部のカトリック教徒がジェームズ1世を暗殺するため、上院議員場を爆破しようとしたことを記念して開催されるイベントです。

各地で打ち上げ花火が打ち上げられたり、また子供達が花火をするなど、老若男女が楽しむことのできるイベントです。

 

3. Remembrance Day(リメンブランスデイ)11月11日

(S Pakhrin)

リメンブランスデイは第一次世界大戦の終結を記念して定められた休戦記念日で、毎年11月11日に設定されています。この時期が近づくと街中に赤いポピーのブローチをした人が街にあふれ、ダブルデッカーにも大きなポピーの絵が描かれるなど、いたるところにポピーの絵があふれます。

毎年11月11日に一番近い11月第2日曜日はリメンブランスサンデーと呼ばれ、各地で追悼記念式典が行われ、ロンドンではエリザベス女王も参加するパレードが開催されます。そして午前11時から2分間の黙祷が行われます。

リメンブランスデイはイギリス国民が最も大切にしているイベントと言っても過言ではありません。

 

4. Winter Wonderland(ウィンターワンダーランド)

(Robert Young)

ロンドンの冬の風物詩とも言えるウィンターワンダーランド。ロンドンのハイドバークに登場する移動遊園地で、毎年11月中旬から翌年1月上旬まで開催され、多くのアトラクションやフードストールなどが園内に設置され、多くの人で賑わいます。

遊園地と聞くと、なんとなく子供達ためだけのアトラクションと思われがちですが、大人も楽しめるアトラクションやまたビアテント(各種ビールを味わうことのできる場所)などもあり、大人も十分に楽しむことができます。

入場料は無料ですが、それぞれのアトラクションを利用する際、料金がかかります。また入り口でセキュリティチェックが行われるため、できるだけ身軽な格好で行かれることをお勧めします。

 

5. Boxing Day(ボクシングデイ)12月26日

(Martin Deutsch)

クリスマスの翌日の12月26日のことをイギリスでは、ボクシングデイと呼びます。イギリスのクリスマスは公共の交通機関も運休し、またほとんどのショップやレストランなども閉まり、街中は静まり返ります。詳しくは「現地在住者に聞くイギリスでクリスマスを満喫する7つのコツ」にまとめましたので合わせて一読ください。

一方、ボクシングデイの12月26日は一斉にセールが始まり、街中ショッピングバッグを抱えた人で溢れかえります。ショップによっては、開店時間を繰り上げ、朝の7時ごろからオープンするショップもあります。また人気ショップでは、開店前からセール品を狙う客が行列をなすこともあります。

 

6. New Year’s Eve(ニューイヤーズイヴ)12月31日

(just1snap)

イギリスでは日本のように新年を家族揃ってお祝いすることはありませんが、ニューイヤーズイヴは各地で夜通しパーティが開催されるなど、大変盛り上がります。特にロンドンでは、新年になる瞬間にテムズ川に次々と花火が打ち上げられ、またトラファルガー広場では集まった人が、新年を迎えた瞬間に周りの人の頬にキスをしあい、新年をお祝いします。

毎年10月の終わりに花火を観覧するチケットがロンドン市長の名前により販売されますが、あっという間に売り切れてしまいます。ただ、そのチケットが入手できなくても、レストランやバー、または様々なパーティ会場などが花火を観覧できる席を用意するチケットなどが販売されるため、観覧は可能です。またテレビでも花火が同時中継されるため、家でのんびりしながらテレビで花火を鑑賞するという人もたくさんいます。

なお、ニューイヤーズイヴはロンドン市内のすべての公共交通機関が終夜運転し、さらに翌日はロンドン市内すべての公共交通機関が無料で乗車可能です。

 

まとめ

いかがでしたか?
ロンドンは、日本より緯度が高いため、秋になると夕方も暗くなるのが早く、また朝も明るくなるのが日本より遅めで、暗い時間が長く、またどんよりした空模様の日が続きます。

でもこの時期のイギリスではそんな暗さを払拭するイベントが盛りだくさんです。この時期にロンドンを訪問する機会がある場合は、ぜひ上記でご紹介したイベントを参考にしてみて楽しい旅行プランを立ててみてはいかがでしょうか?

 

イギリスの10月、11月、12月おすすめ人気イベント特集!

1. London Film Festival(ロンドン フィルム フェスティバル)
2. Guy Fawkes Night(ガイ フォークス ナイト)11月5日
3. Remembrance Day(リメンブランス デイ)11月11日
4. Winter Wonderland(ウィンター ワンダーランド)
5. Boxing Day(ボクシング デイ)12月26日
6. New Year’s Eve(ニューイヤーズイヴ)12月31日

 


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