世界中に名を知られる有名ブランドが沢山あるイギリス。ファッションならバーバリー、靴ならドクターマーチン、紅茶ならフォートナム・アンド・メイソンなど、誰もが知るブランドはお土産にしてもハズレがなく安心です。でもそうした世界的なブランドは、今や日本にいても簡単に手に入るもの。せっかく現地に行くなら、有名だけど日本では手に入りにくいブランド、イギリスでは定番でも日本ではちょっと知名度が低い“知る人ぞ知るブランド”を選んでみませんか?今回は、こだわりを持つあなたにオススメのイギリスブランドをご紹介します。
お土産や自分用に!イギリス現地のおすすめブランド10選
1. Johnstons(ジョンストンズ)
高級素材のマフラーやストールで知られるジョンストンズ社は、1797年にスコットランドで創業した200年以上の歴史をもつ会社。「最高のもののみが全て」という経営理念のもと、今でも原毛の厳選から紡績、ニッティングまで一貫生産しています。日本でもセレクトショップなどで取り扱いはありますが、ストールが5万円以上と結構お高いもの。それが現地なら、商品にもよりますがだいたい3万円前後で買えるので、「いつかはジョンストンズを」と憧れている人は絶対にここでゲットすべし。自分の一生モノとしても、親しい友人へのお土産としてもオススメです。
2. Tricker’s(トリッカーズ)
イギリスといえば革靴!英国靴の聖地・ノーザンプトンは、ジョン・ロブやクロケット&ジョーンズなど世界に名だたる老舗靴メーカー誕生の地として知られています。トリッカーズもまた1829年にノーサンプトンで創業されたブランドで、英国王室御用達としても知られています。数あるイギリスの靴ブランドのなかでもトリッカーズをオススメする理由は、大人から若者まで幅広い世代に愛される「カントリーコレクション」というラインがあるから。「イギリスの紳士靴なんて敷居が高い…」と思っている人でも、トリッカーズのカントリーコレクションなら手に取りやすいはず。カジュアルスタイルにもあわせられる、イギリスらしい質実剛健かつファッショナブルなブーツが揃っています。
3. Fox Umbrellas(フォックスアンブレラ)
雨の多いイギリスには、傘の専門店もいくつかあります。なかでも有名なのが、1868年創業の老舗傘ブランド「フォックスアンブレラ」。世界で初めて化学繊維による傘を開発したとか、傘の世界基準である「U字断面のスチールフレーム」を編み出したとか、機能の素晴らしさはもちろんですが、何よりもそのフォルムやデザインの美しさが素晴らしい! ハンドルが木製のものから動物モチーフのもの、美しいフリルをあしらったもの、折り畳み傘もあります。たかが傘、と思わず、ぜひ一度フォックスアンブレラの商品をチェックしてください。あまりの美しさに目の保養にもなりますよ。
4. Penhaligon’s(ペンハリガン)
みなさんは「自分の香り」って持っていますか? 「香水は何を使ったらいいかわからない」「そのとき流行っているものを適当に使っている」という人に是非オススメしたいのが、ペンハリガンの香水です。ペンハリガンは1870年創業の老舗香水ショップで、バーリントンアーケード内にあるロンドン本店では、香水のスペシャリストがゲストの好みや性格などから一番よく合う香水を選んでくれるサービスがあるんです。要予約ですが無料なので、ぜひイギリス旅行の記念に自分にぴったりの香りを持ち帰りましょう。
5. Orla Kiely(オーラカイリー)
「老舗ブランド」というイメージが強いイギリスですが、新しいファッションも元気です。オーラカイリーは1993年に設立されたロンドン発のブランドで、商品はバッグや雑貨が中心。葉っぱがモチーフのステムプリントなど、独特のプリントや色使いが人気で、ファッションに詳しい人なら一目見て「オーラカイリー」と分かります。ロンドン観光では必ず一度は立ち寄るコベントガーデンに路面店があるので、ぜひのぞいてみてください。
6. Beyond Retro(ビヨンド・レトロ)
ビヨンド・レトロは、ロンドンっ子に人気のファッショナブルエリア「ブリック・レーン」にあるヴィンテージ・ショップ。世界中から集めた1900年代のオシャレなヴィンテージ・ファッション、ドレス、アクセサリーやバッグなど約1万点以上が並び、ものにもよりますが比較的お手ごろな値段で買うことができます。ヴィンテージなのでまさにここでしか買えない1点モノ。気に入ったものがあったら迷わずゲットしましょう。
7. Holly and lil(ホリーアンドリル)
「愛犬(愛猫)にもイギリスらしいお土産を買ってあげたい!」という人には、ペット用品ブランド、ホリーアンドリルがオススメ。オリジナルデザインの皮製首輪やリードは、日本にはなかなかないキュートな商品ばかりです。なかでもイギリスらしいユニオンジャック柄やタータンチェック柄は、ペットがいる友人へのお土産にもぴったり。ロンドン・ブリッジ駅周辺の直営店のほか、老舗デパートのハロッズでも扱いがあるようです。
8. Primark(プライマーク)
老舗高級ブランドはちょっと手が出ない…でもイギリスらしいブランドが欲しい。そんな人は、アイルランド発のファストファッションブランド、プライマークはいかがでしょう? 今やロンドンの街中でプライマークのショッピングバッグを見かけない日はないといっていいほどの人気です。何がそんなに人をひきつけるのかといえば、その安さとデザイン。流行のデザインの服が1000円くらいから買えちゃうんです。日本にはまだ上陸していない今が買い時ですよ!
9. Clipper(クリッパー)
イギリス土産のど定番といえば紅茶。「フォートナム・アンド・メイソン」や「ハロッズ」「トワイニングス」など日本でもよく知られた有名ブランドがありますが、せっかくなら日本では手に入りにくいブランドを選びたいもの。そこでオススメなのが「クリッパー」です。1980年代にできたイギリスでは新しいブランドですが、オーガニックかつフェアトレードの天然素材しか使わないこだわりで人気になり、今ではイギリスで6番目に大きいブランドに成長しました。味もさることながら、目を引くパッケージもイイ感じ。他の人とはちょっと差が付くお土産です。ちなみに、紅茶についてさらに詳しくまとめた「イギリスの超おすすめ紅茶ブランドショップ10選」も合わせてチェックして、より具体的なお土産を見つけてくださいね。
10. Royal Warrant(ロイヤル・ワラント)
ロイヤル・ワラントとは、イギリス王室に定期的に商品やサービスを納めているお店やメーカーに対して王室から発行される納入許可証のことで、いわゆる「王室御用達」です。とはいえ、日本で「皇室御用達」というと重々しいものですが、ロイヤル・ワラントはもっとカジュアル。“王室メンバーが好きなグッズやアイテムに付くマーク”といったイメージで、チョコレートやジャムなどの食料品から日曜雑貨まで、ロイヤル・ワラントがたくさんあります。もちろん、スーパーで気軽に買うことができるので、商品を手に取ったらまずマークをチェックしてみましょう。ただのお菓子でも「ロイヤル・ワラントだよ」と言って渡せばお土産の価値がアップしますよ。
まとめ
いかがでしたか?
イギリスは決して物価の安い国ではありませんが、スーパーやファストファッションのお店でもおしゃれで良い物を探せるのが魅力です。また普段は手が出ない老舗高級ブランドも、夏と冬の年2回のセール時期ならビックリするほど値引きすることも。イギリスのショッピングをぜひ楽しんできてください!また、カジュアルなお土産を詳しく紹介している「イギリスお土産を徹底調査!貰って嬉しい超おすすめ10選!」もチェックして、ニーズや予算に合ったお土産選びの参考にしてみてください!Have a niece trip!!
お土産や自分用に!イギリス現地のおすすめブランド10選
1. Johnstons(ジョンストンズ)
2. Tricker’s(トリッカーズ)
3. Fox Umbrellas(フォックスアンブレラ)
4. Penhaligon’s(ペンハリガン)
5. Orla Kiely(オーラカイリー)
6. Beyond Retro(ビヨンド・レトロ)
7. Holly and lil(ホリーアンドリル)
8. Primark(プライマーク)
9. Clipper(クリッパー)
10. Royal Warrant(ロイヤル・ワラント)