ベトナムのコンセント調査!旅行前に知りたい5つの特徴!

海外旅行にも欠かせないものになった携帯電話や電子機器ですが、うっかり準備を忘れて旅先で充電できなくなった!という経験もありますよね。ベトナム旅行する際、旅行前に確認したいことの1つがやはりコンセント事情です。そこで今回は、ベトナム在住の筆者が、ベトナム旅行で役立つコンセントの知識についてご紹介します。

現地で困らないように、ここで予習しておきましょう!

 

ベトナムのコンセント調査!旅行前に知りたい5つの特徴!

 

1. 電圧は220V

ベトナムの電圧は220Vです。日本の電圧は100Vですので、「100〜240V」などと記載されているもの以外は、そのままでは使えません。変圧器が必要になります。筆者はつい間違えて100Vの家電製品をそのまま差し、「ボンッ」という音とともに故障させてしまったことが何度かあります。。。

変圧器はベトナム国内で現地調達可能ですし、重いので現地調達がオススメです。電気関連のものを専門的に扱う個人商店や、大きめの家電量販店もたくさんありますので、簡単に手に入るでしょう。大きさや種類はたくさんあるので、使用する家電製品に応じて選びましょう。わからない場合は店員さんに聞くと教えてくれます。個人商店のほうが専門知識に長けていますが、英語は通じません。現地の人とのコミュニケーションを一つの楽しみとして購入してみるのも良いですね。家電量販店には、英語が通じる人もいる可能性が高いです。ただし、専門知識があまりなく、適当に答える人もいるので、2〜3人に確認すると確実です。

 

2. プラグ形状は2種類

プラグの形状は、丸いピンが2つあるC型が主流です。ベトナムで買った家電製品のプラグは、ほぼこの形状です。C型は、ヨーロッパの多くの国と、一部南米やオセアニアなどで広く使われている形状ですので、C型の変換プラグを1つ持っておくと便利でしょう。筆者も全型に対応できるマルチプラグを持っていましたが、C型のものは追加で購入しました。

C型と並んで、日本と同じA型も多く見られます。筆者は携帯電話やデジタルカメラなど、電圧が対応しているものは、日本から持ってきたものをそのまま差し込んで使用しています。繰り返しますが、電圧は必ず確認してくださいね。最近では電圧も海外対応しているものが多いので、同じA型だと油断して差し込んでしまうことがあります。大切な家電製品を壊したくなければ、必ず確認しましょう!

 

3. 他にも形状がある!?

旅行などではA型のコンセントが差せればなんとかなるので困ることはないと思いますが、住んでみると様々な形状のプラグに出会います。輸入製品の多いベトナムでは、中国などでよく見られるBF型など、3芯のプラグもあります。あまり見かけませんが、筆者がベトナムで購入したスマートフォンにはBF型のアダプタが付属していました。それも香港からの輸入品だったからでしょう。3Pプラグと呼ばれる形状のものもたまにあります。デスクトップPCなどの輸入製品に多く見られます。短期の旅行で行く人はあまり気にしなくても良いでしょう。

 

4. オールマイティーなコンセント!?

これだけの種類を紹介してきましたが、実際、筆者はベトナムで変換プラグを使ったことがほぼありません。なぜかというと、ベトナムのコンセントはとても万能なのです。一般的なコンセントは、写真のようにC型とA型の両方を差し込めるようになっており、困ったことがありません。また、ベトナムでよく見かける電源タップは、全種類対応していますので、BF型も問題なく使えます。この電源タップは非常に便利なので、全世界にあればいいのになと思うほどです。

ホテルなどでもC型とA型の両方が使えるところがほとんどですが、たまにC型しか使えないところもあります。中級以上のホテルでは変換プラグを貸し出してくれるところもあります。ただし有料だったり、貸し出ししていないホテルもありますので、1つC型の変換プラグを持っておくと安心です。

 

5. 停電が多い

数年前に比べると停電は減りましたが、エリアによってはまだまだ停電があります。水力発電が主流のベトナムでは、特に水不足になると停電が起こりやすいです。電気が復旧する際、大きな電圧がかかり、家電製品が故障する恐れがあります。特にノートパソコンなどは故障しやすいので、必ず電源ケーブルをコンセントから抜いておきましょう。できれば充電する時以外は抜いておくのがベストです。

デスクトップPCで作業している場合は、いつ停電が起こってもいいように、こまめに保存しましょう。筆者は苦労して作った資料を一瞬で失ったことがあります。。。

 

まとめ

いかがでしたか?
最近では携帯電話やデジタルカメラなどは240Vまで使えるものが多いので、短期の旅行や出張であれば、特に何も気にすることなく使える場合が多いでしょう。少し長期滞在になる人や、携帯・カメラ以外にも使う予定のある人は、C型変換プラグを用意しておくと間違いないですね。長期滞在の人は、思い切って全種類対応の電源タップを買ってみるのもいいかもしれません!この記事を読んで、あなたの滞在スタイルに合った準備をしてみてくださいね。

 

ベトナムのコンセント調査!旅行前に知りたい5つの特徴!

1. 電圧は220V
2. プラグ形状は2種類
3. 他にも形状がある!?
4. オールマイティーなコンセント!?
5. 停電が多い